ついに現実となったトランプ大統領候補 その“経歴と素顔”

公開日: 更新日:

「トランプが日米関係を壊す」日高義樹著

 自分が大統領になったら「日本は駐留米軍の軍事費を負担すべし」「いやなら自前で核武装しろ」と放言するトランプ。他にも過激発言ばかりのトランプには共和党主流派も手を焼いているが、放言は実はそのつどの聴衆の質をねらったトランプの戦術。むしろ著者が熱をこめるのは民主党候補のヒラリー叩きだ。

 政治家としての業績もなく、夫の不倫騒動では「政治的に」夫をかばって相手の若い女を徹底的に非難。それは「女の敵」としてみんなに記憶されているという。現在のトランプ人気も8年間のオバマ政権下での「アメリカ政治への強い苛立ちと反発」が民衆にあるから。元NHK特派員の保守派論客の民主党嫌いと日本再軍備論は今回も健在。(徳間書店 1500円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  2. 2

    中島歩「あんぱん」の名演に視聴者涙…“棒読み俳優”のトラウマ克服、11年ぶり朝ドラで進化

  3. 3

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  4. 4

    「続・続・続」待望の声続々!小泉今日子&中井貴一「最後から二番目の恋」長寿ドラマ化の可能性

  5. 5

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”

  1. 6

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  2. 7

    旧ジャニーズ「STARTO社」福田淳社長6月退任劇の内幕と藤島ジュリー景子氏復権で「お役御免」情報

  3. 8

    ソフトBは山川穂高にこだわる必要なし…丸刈りで一軍復帰も“崖っぷち”の現実

  4. 9

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学

  5. 10

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に