• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

ついに現実となったトランプ大統領候補 その“経歴と素顔”

「崩壊するアメリカ」横江公美著

 ついに現実となった「トランプ大統領候補」。一番慌てているのが保守の牙城・共和党主流派。日本でもこぞって保守派がトランプ叩きを始めている。

「オバマは弱い大統領」「アメリカは弱い国になった」――これらは日本人の大きな誤解と著者はいう。保守系の米国大手シンクタンクの元上級研究員だが、共和党びいきの日本の保守知識人はレーガン時代への郷愁にとらわれているとバッサリ。世代交代の進んだアメリカでは「世界の警察官」は時代錯誤。新世代保守は国際問題への関心が薄く、むしろクルーズのようなイデオロギー保守が主流化しているからだ。

 オバマを大統領にした08年選挙を境に、レーガン時代以来の保守は明らかに衰退。経済格差是正をうたい、キリスト教倫理にもこだわらず、他国への軍事介入を不要とするトランプはすべての点でレーガンとは逆。むしろウォール街と対立、政治的には非主流派、支持層は白人という3点でトランプに一番近いのは何と民主党のバーニー・サンダースなのだと分析する。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    逸材ゴロゴロ 夏の甲子園“契約金1億円”ドラ1候補7人の名前

  2. 2

    キムタクは“御一行”で…被災地を単身訪れた斎藤工との差

  3. 3

    進学説の真偽は…金足農・吉田輝星めぐるプロ争奪戦の内幕

  4. 4

    衝撃の発毛剤CM 草彅剛の“捨て身っぷり”が称賛されるワケ

  5. 5

    被災地で黙々とボランティア活動 吉川晃司の“気骨と矜持”

  6. 6

    3年ぶり減益予想 企業業績の悪化がアベノミクスのトドメに

  7. 7

    木更津総合・五島監督に聞く ドラフト候補が進学する理由

  8. 8

    ガッツポーズ禁止と熱中症“美談化”…球児を潰すご都合主義

  9. 9

    憧れの安室も絶賛 イモトアヤコは「イエスマン」報われた

  10. 10

    石破氏の「公平な行政」パクリ…安倍首相の姑息な争点潰し

もっと見る