「水力発電が日本を救う」竹村公太郎著

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 現在、日本は石油や原子力のエネルギーに頼っているが、100年後の資源状況は危うい。元国土交通省河川局長の著者は水力発電への転換を提言する。現在のダム湖の水位は台風による増水に備えて半分程度になっている。これは59年前の天気予報の精度に合わせているので、もっと上げることは可能だ。発電に利用されていないダムを発電用に改修すればさらに電力は増やせる。特に電力源分散化の時代に有効なのが、砂防ダム、農業用水路などを利用した1000キロワット以下の小水力発電だ。地方の中核都市の需要ならこれで対応できる。

 水源地域を事業のオーナーにすれば、環境保護、過疎対策にも役立つ。(東洋経済新報社 1400円+税)


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