「アンダーグラウンド・マーケット」藤井太洋著

公開日: 更新日:

 五輪を2年後に控えた2018年の東京では、1000万を超えた移民が決済手段に用いるデジタル通貨「N(エヌ)円」によって地下経済が誕生。就職に失敗して、地下経済で生きる巧は、N円の決済機能を個人店舗のサイトやレジに組み込み、表と地下の経済を結びつけるウェブデザイナーとして糊口をしのいでいる。ある日、巧と仲間の鎌田は竹下通りに店を構えるショップ「ヒステリア・ウィドウ」の公式サイトの仕事を受注。稼働から1週間後、巧はシステムの不具合に気づき、青ざめる。このままでは数時間後に店が不渡りを出してしまうからだ。(「ヒステリアン・ケース」)

 近未来を舞台にした連作サスペンス集。(朝日新聞出版 670円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒