「犯罪小説集」吉田修一著

公開日: 更新日:

 元テキ屋で今は神社の境内で骨董市を運営する五郎の孫で7歳の愛華が行方不明に。仲良しの紡によると、学校から伸びる一本道の先のY字路で愛華と別れたという。村人が集まり、捜索するが、ついに愛華は見つからなかった。骨董市に出店する外国人女性の息子・豪士が容疑者として浮上するが、彼にはアリバイもあり、証拠も何も見つからない。

 10年後、同じY字路で再び少女が消えた。捜索に加わった五郎は、殺気立つ住人たちを見て、この10年、愛華の失踪が皆の心にも暗い影を落とし続けてきたことを知る。そんな中、紡の父親が犯人に心当たりがあると言い出し、皆を誘導して豪士の住む団地に向かう。(「青田Y字路」)

 罪を犯してしまった人々を描く作品集。(KADOKAWA 1500円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相の大誤算!「私の悲願」と豪語の消費税減税に世論「反対」多数の謎解き

  2. 2

    「エプスタイン文書」名前記載日本人のジャニーズ“顧問歴”が波紋…ファンの擁護と芸能界に広がる影響

  3. 3

    国民民主の“お嬢さま候補”が運動員買収容疑で逮捕 自爆招いた強すぎる上昇志向と国政進出への執着心

  4. 4

    高市首相が国民を騙し討ち…選挙公約記載なし「定額働かせ放題」を施政方針演説に突如ねじ込み

  5. 5

    愛子さまの将来に影響を与える高市政権「皇室典範改正案」66歳の誕生日を迎えた天皇陛下は…

  1. 6

    国民が気付いた税収減の危うさ…衆院選“争点つぶし”の副産物「消費税減税反対24.9%」で最多

  2. 7

    大谷翔平のWBC“緊急登板”は本当にないのか?「(自分が投げると)絶対に言う」と栗山英樹前監督

  3. 8

    4月からフリー転身の岩田絵里奈アナに立ちはだかる 「日テレ出身」の不吉なジンクス

  4. 9

    高市首相「コラム全消し」炎上やまず…過去発言の“ほじくり合戦”まで勃発で完全裏目

  5. 10

    和久田麻由子vs岩田絵里奈 "女子アナサバイバル”の勝者はどちらに?