「閻魔裁き〈二〉雨乞いの美女が消えた」風野真知雄著

公開日: 更新日:

 寺社方の亀山と鶴田は、寺社奉行の脇坂淡路守に命じられ、本所の榎稲荷神社に足を運ぶ。境内で行われる雨乞いの儀式を検分するためだ。雨美人と呼ばれる巫女が祈ると必ず雨が降ると評判で、礼金は10両と高額だが、周辺の村では引っ張りだこだという。雨乞いの最中、雨美人がこつぜんと姿を消す。亀山らは、雨美人が井戸に落ちたと装ってその場から逃げ出したことに気づく。調べると、周辺の百姓も神社の神主も雨美人に雨乞いを頼んでいなかった。亀山らは、雨美人が雨乞いではなく日照りを祈願する儀式を行っていたのではないかと疑う。(「雨乞いの美女が消えた」)

 容赦なく悪を裁き「脇坂閻魔」と恐れられる寺社奉行とその手下が活躍する人気シリーズ第2弾。(角川春樹事務所 540円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒