「花のこみち」岡本さとる著

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 武士になりたいと考えた藤吉郎は蜂須賀小六のもとに身を寄せていたが、そこに幼馴染みの与四郎が訪ねてきた。与四郎は藤吉郎の母に頼まれて連れ戻しに来たのだが、逆に藤吉郎の信長への直訴に付き合わされることに。帰城途中の信長に「猿でござりまする!」と名乗りを上げると、小六から話を聞いていた信長は2人を小者として召し抱える。花の好きな与四郎は、信長の通る道を花で美しく飾った。驚く信長に、藤吉郎は、これは天下人が通る「花のこみち」だと言って信長を喜ばせる。だが、ある日、与四郎は突然姿を消す。

 若き日の秀吉を支えた友情を描く表題作ほか3編の時代小説。(光文社 1600円+税)

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