「御社営業部の『病気』治します」藤本篤志著

公開日: 更新日:

 営業部が健康診断を怠り「病気」になると、会社全体に影響が出る。しかし、営業コンサルティング事業を営む著者によると、残念なことに軽重の違いはあるが大半の営業部は病気にかかっているという。そんな営業部が抱える病とその処方箋を説いたビジネステキスト。

 病気の中で最も多く、深刻なのが「虚弱体質」という病。営業部の虚弱体質とは、「営業量が少ないので足腰が弱っている」症状だという。健全な状態を保つには1人1日平均240分以上の営業量が必要だが、大半の営業部はその半分以下しかないと指摘。まずは営業量240分を目指せという。その他、「風評妄信」という病など、実例を紹介しながら、会社の売り上げを向上させる「病気」の治し方を説く。(日本経済新聞出版社 850円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  2. 2

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 3

    箱根駅伝は「勝者のノウハウ」のある我々が勝つ!出雲の7位から良い流れが作れています

  4. 4

    女子プロレス転向フワちゃんいきなり正念場か…関係者が懸念するタレント時代からの“負の行状”

  5. 5

    高市首相「午前3時出勤」は日米“大はしゃぎ”会談の自業自得…維新吉村代表「野党の質問通告遅い」はフェイク

  1. 6

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み

  2. 7

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  3. 8

    学歴詐称問題の伊東市長より“東洋大生らしい”フワちゃんの意外な一面…ちゃんと卒業、3カ国語ペラペラ

  4. 9

    村上宗隆、岡本和真、今井達也のお値段は?米スカウト&専門家が下すガチ評価

  5. 10

    自死した元兵庫県議の妻がN党・立花孝志党首を「名誉毀損」の疑いで刑事告訴…今後予想される厳しい捜査の行方