「御社営業部の『病気』治します」藤本篤志著

公開日: 更新日:

 営業部が健康診断を怠り「病気」になると、会社全体に影響が出る。しかし、営業コンサルティング事業を営む著者によると、残念なことに軽重の違いはあるが大半の営業部は病気にかかっているという。そんな営業部が抱える病とその処方箋を説いたビジネステキスト。

 病気の中で最も多く、深刻なのが「虚弱体質」という病。営業部の虚弱体質とは、「営業量が少ないので足腰が弱っている」症状だという。健全な状態を保つには1人1日平均240分以上の営業量が必要だが、大半の営業部はその半分以下しかないと指摘。まずは営業量240分を目指せという。その他、「風評妄信」という病など、実例を紹介しながら、会社の売り上げを向上させる「病気」の治し方を説く。(日本経済新聞出版社 850円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  2. 2

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  3. 3

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 4

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 5

    国民民主党・玉木代表「ミッション・コンプリート」発言が大炎上→陳謝のお粗末…「年収の壁」引き上げも減税額がショボすぎる!

  1. 6

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  2. 7

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  3. 8

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  4. 9

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  5. 10

    楽天が変えたい「18番は田中将大」の印象…マエケンに積極譲渡で“背番号ロンダリング”図る