「渇きと偽り」ジェイン・ハーパー著、青木創訳

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 メルボルンの連邦警察で経済捜査を担当するフォークは、少年時代の友人・ルークの葬儀に参列するため帰郷する。16歳のとき、女友達のエリーを殺したと疑われ、逃げ出すように町を離れて以来、20年ぶりの故郷だった。「ルークは嘘をついた。きみも嘘をついた」というルークの父親から届いた手紙がなければ帰郷はしなかった。ルークは、妻と6歳の息子を撃ち殺した後、自殺したという。ルークの母親から、ルークの死の真相を調べて欲しいと懇願されたフォークは、休暇を申請し町に残る。地元の警官・レイコーに聞くと、確かにルーク一家の死には不自然な点があった。

 干ばつに苦しむ町を舞台に過去と現在の事件が交錯する長編ミステリー。(早川書房 1800円+税)

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