「東京23区内」「都心から30分圏内」「個室・テレワークOK・快適」…3条件を満たす宿泊施設の「最適解」が南千住にあった!

公開日: 更新日:

 インバウンド需要や物価高で、東京23区内のビジネスホテルは1泊1万~2万円が当たり前。SNSでは「高すぎて神奈川に泊まった」といった出張族の悲鳴があふれている。とはいえ、都内泊をあきらめるのは早計だ。ポイントは3つ。「23区内」「都心から30分圏内」「個室でテレワーク可能で快適」。この条件を満たす現実的な拠点を、日刊ゲンダイ記者が徹底検証した。

  ◇  ◇  ◇

 ネットで相場を調べると、カプセルやドミトリーを除くとホテルは平日でも1万3000円前後。そんな中、目に留まったのが23区北東部に位置する東京メトロ南千住駅から徒歩3分の「ホテル丸忠チェントロ」だ。日・月曜は5000円、火~木曜は5500円、金・土曜でも9000円という破格ぶり。しかも、南千住はJR、地下鉄、つくばエクスプレスの3路線が使え、上野へ5分、東京へ13分、新宿・渋谷へも30分圏内。忙しいビジネスパーソンには申し分ない立地だ。

 もっとも、部屋はわずか3畳で水回りはすべて共用。南千住のドヤ街の近くという点に若干の不安もよぎったが、百聞は一見にしかず、だ。

 チェックインし、部屋に入ってまず驚いたのは、限られた空間の使い方だった。ベッド、テレビ、小型冷蔵庫、デスクがきっちりと収まっている。パソコンを開いてリモートワークを始めると、無駄なものが部屋にないからこそ、雑念が入らず、目の前のタスクに集中できた。

 Wi-Fiは優秀そのもの。実測値は下り45.1Mbps、上り51.9Mbps。オンライン会議やファイル送信も問題なく、テレワーク環境として十分なスペックを備えている。

 エアコンに加え、部屋の奥は一面窓となっていて、換気も良好。午後1時イン・翌午前10時アウトと滞在時間も長く、ほぼ丸一日過ごせるのはありがたい。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    28時間で150回以上…トカラ列島で頻発する地震は「南海トラフ」「カルデラ噴火」の予兆か?

  2. 2

    自転車の歩道通行に反則金…安全運転ならセーフなの? それともアウト?

  3. 3

    南海トラフ巨大地震と首都直下型地震に前兆が…「2つとも発生は2025年から7年間」と予測

  4. 4

    「大阪万博の夏」がタフ過ぎる! 長蛇の列、強烈な日差し…“灼熱の我慢比べ”はもう始まっていた

  5. 5

    野良猫の減少に思うこと…「地域猫」の広がりの一方で、生粋の日本猫はどんどん減っていく

  1. 6

    消えゆく女子大「共学化」による生き残りの成否…“マンモス校”武庫川女子大には4万超の反対署名が

  2. 7

    トカラ列島・群発地震の不気味 南海トラフ大地震で「日本沈没」は起こるのか? 専門家の見解は…

  3. 8

    『続・続・最後から二番目の恋』小泉今日子&中井貴一が羨ましい…“生存確認”できる異性の友達を求める女性心理

  4. 9

    「日向灘では1年前から地盤の急激な沈降が進んでいた」的中率は79%…地震予測はどこまで可能か

  5. 10

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一は実質引退か? 中居正広氏、松本人志…“逃げ切り”が許されなかったタレントたちの共通点

  2. 2

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学

  3. 3

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  4. 4

    国分太一「すぽると!」降板は当然…“最悪だった”現場の評判

  5. 5

    「いっぷく!」崖っぷちの元凶は国分太一のイヤ~な性格?

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”

  3. 8

    ドジャースは大谷翔平のお陰でリリーフ投手がチーム最多勝になる可能性もある

  4. 9

    《ヤラセだらけの世界》長瀬智也のSNS投稿を巡り…再注目されるTOKIOを変えた「DASH村」の闇

  5. 10

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?