「シーラカンス殺人事件」内田康夫著

公開日: 更新日:

 正月、日本の調査隊が南アフリカの某国から「生きた化石」と呼ばれるシーラカンスを持ち帰った。翌日、三浦半島にある水族館の水槽の中で同館の職員で調査隊に参加していた平野の他殺体が見つかる。同じころ、万里子は調査隊に同行取材していた新聞記者の兄・秀夫の帰りを待っていた。

 しかし、兄は1日早く調査隊と別れ帰国の途に就いたが、ローマに立ち寄った後、消息が分からなくなっていた。実は、調査隊の資金を出したのは秀夫の勤務先の新聞社だったが、シーラカンスは契約の切れた翌日に見つかり、他社がスクープしていた。警察は凶器から検出された指紋を証拠に、容疑者として秀夫の行方を追う。

 警部・岡部和雄を主人公にした著者の初期作品。(祥伝社 690円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    箱根駅伝中継所ドクターは全員が順大医学部OB…なぜか協力しない大学がウジャウジャ

  2. 2

    青学大駅伝選手 皆渡星七さんの命を奪った「悪性リンパ腫」とはどんな病なのか?

  3. 3

    統一教会「自民290議員支援」で黒い癒着再燃!ゴマかす高市首相をも直撃する韓国発の“紙爆弾”

  4. 4

    「インチキ男 ジャンボ尾崎 世界の笑い物」マスターズで不正しても予選落ち(1994年)

  5. 5

    萬福(神奈川・横浜)異彩を放つカレー焼麺。常連の要望を形にした強めのとろみ

  1. 6

    浜辺美波 永瀬廉との“お泊りデート”報道追い風にCM契約アップ

  2. 7

    神田沙也加さん「自裁」の動機と遺書…恋人との確執、愛犬の死、母との断絶

  3. 8

    長澤まさみ「結婚しない女優」説を覆したサプライズ婚の舞台裏… 福永壮志監督と結びつけたのは?

  4. 9

    スライム乳の小向美奈子はストリッパー歴12年 逮捕3回経て

  5. 10

    悠仁さま初の新年一般参賀 20年後「隣に立つ皇族」は誰か? 皇室に訪れる晩婚・少子化の波