• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「死者ノ棘」日野草著

 恋人の宗太から当然、別れを切り出され、絶望の淵にいた理子は、駅のホームで男に声をかけられる。思い詰めて電車に飛び込みそうな顔をしていたのかもしれない。

「そのまま死んでもいいのか」という男の声に我に返った理子は、玉緒と名乗る男についていく。やがて理子の眼前で事故が起き、巻き込まれた女性が死ぬ。しかし、玉緒によると死んだ女性の魂は、事故直前にぶつかった男と入れ替わり、生きているという。死期が見えるという玉緒は、理子に自分の特殊な力を使って、あの女と同じように他人の体を奪い、生き残らないかと誘う。理子の脳裏に宗太の顔が浮かぶ。(「恋の最果て」)

 玉緒とかかわる5人の男女の生と死を描く連作ミステリー。

 (祥伝社 640円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “元彼”と同時引退? 幻に消えた安室奈美恵の「再婚」報道

  2. 2

    錯乱答弁を連発 テレビ討論でバレた安倍首相の薄っぺらさ

  3. 3

    右肘手術をさせたいエ軍と避けたい大谷翔平…暗闘の全内幕

  4. 4

    OBも疑心暗鬼 巨人・由伸監督“続投示唆”から急失速のナゾ

  5. 5

    「9.16」引退宣言 安室奈美恵がこの1年で稼いだ驚きの金額

  6. 6

    台湾4割スラッガー王柏融めぐり 巨人vs阪神で争奪戦勃発

  7. 7

    今季ワースト4日間7097人 男子ツアーの閑古鳥は誰の責任か

  8. 8

    降って湧いた放映権問題で…LPGAと大会主催者の対立が激化

  9. 9

    iPhone入手困難に? 米との貿易戦争激化で中国に“奥の手”

  10. 10

    大谷“19勝&350打席”監督予言 2年後には年俸総額150億円も

もっと見る