「しょせん幸せなんて、自己申告。」綾小路きみまろ著

公開日:  更新日:

 幸せとはなにか。大金が手に入ったり、成功を収めたり、人より上に立つことができたときなどが幸せだと思い込んでしまいがちだが、そんなことから感じる幸せは数日もすれば跡形もなく消え去ってしまうもの。むしろ、“この人のそばにいると落ち着く”とか、“笑いが絶えない”とか、“この人の作った料理は食べるとホッとする”というふうに、人と人の間を巡り巡って、時たま、ほんの一瞬、ひょっこりと自分のところに顔を出してくれるのが「幸せ」なのではないか。

 幸せは、人と人の間を漂っている。一度失っても、人に感謝して生きていれば、必ずまた巡り合える――。

 芸能人としての道を歩み出して40年、ようやくメジャーデビューしたのが52歳のときだった著者が、その潜伏生活の中でたどり着いた“きみまろ的人生論”。

(朝日新聞出版 1000円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    長野以外にGベテランリスト漏れ 広島“ポロリ発言”の波紋

  2. 2

    巨人ナインに深刻“長野ロス”…超気配り男の逸話伝説も数々

  3. 3

    裏交渉も暴露され…ロシア人も哀れむ安倍政権“土下座”外交

  4. 4

    自公3分の2圧勝シナリオ 1.28通常国会“冒頭解散説”急浮上

  5. 5

    海老蔵は“秒読み”? 没イチ男性が死別再婚する時の注意点

  6. 6

    仏当局捜査“飛び火”か 五輪裏金疑惑で日本政界が戦々恐々

  7. 7

    経団連会長が転換 「原発どんどん再稼働」に飛び交う憶測

  8. 8

    また生え抜き看板…巨人“大チョンボ”長野流出の真相と波紋

  9. 9

    アニキが勧誘も…前広島・新井が「阪神コーチ」断っていた

  10. 10

    初登場G球場で“孤独トレ” 丸は巨人で「我」を貫けるのか

もっと見る