「くちびる遊び」花房観音著

公開日:

 38歳で独身の相沢に、元同僚の太田から転居はがきが届く。新居を購入したようで、幸せそうな一家の写真も載っていた。25歳のとき、相沢は同期入社の太田からフィアンセのエリスを紹介され驚く。エリスは、以前取引先の社長に連れられて行ったクラブのダンサーだった。

 2人はボランティア活動で出会い、意気投合したらしい。欧米人に性的興奮を覚える相沢は、ポールダンスをする彼女が忘れられず、密かに店に通っていたのだ。官能的に踊るエリスの美しい肢体が脳裏から離れない相沢は、2人のセックスを夢想しては、嫉妬を募らせる。彼女を一度でいいから抱きたい相沢は、ある行動に出る。(「愛しの舞姫」)

 団鬼六賞受賞作家による文庫オリジナル官能小説5編を収録。

 (新潮社 520円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    また仰天答弁…桜田五輪相は地元も見放した“柏の出川哲朗”

  2. 2

    片山大臣が一転弱気 カレンダー疑惑“証人続々”に戦々恐々

  3. 3

    オークラを提訴 久兵衛に危惧されるホテル業界の総スカン

  4. 4

    BTSと東方神起は紅白落選…TWICEだけが残ったワケ

  5. 5

    毒づきがアダに…和田アキ子"平成ラスト紅白"落選は当然か

  6. 6

    新人王でも来季は年俸7500万円 大谷の「大型契約」はいつ?

  7. 7

    “原爆Tシャツ”波紋のBTS 「紅白落選」の影響と隠れた本音

  8. 8

    原爆Tシャツ、ナチス帽…「BTS」日本への“本格進出”は白紙

  9. 9

    エ軍が大谷の復帰に慎重姿勢 あの日本人投手が反面教師に

  10. 10

    東電に8兆円超も税金投入…政府や電力会社がおかしい!

もっと見る