「北朝鮮がアメリカと戦争する日」香田洋二著

公開日: 更新日:

 元自衛艦隊司令官が、緊迫する米国と北朝鮮の対立の行方を解説。

 トランプ氏以前の3人の大統領の対応によって、北朝鮮は米国が武力攻撃を仕掛けてこないという妄想を持ってしまったと指摘。しかし、北朝鮮はトランプ氏のツイッターで本音を知ることになった。その結果、北朝鮮は核兵器を完成させなければ米国との対等なテーブルにつけず、核兵器を完成させるために発射実験を行えば武力攻撃を受けてしまうという二律背反の状況に陥っているという。

 一方の米国はレッドラインを設けずに、独自の判断で軍事力を行使するだろうと、そのXデーまで予想。日本への影響など、多くの国民の疑問に答えながら武力衝突の可能性と影響を論じる。

 (幻冬舎 780円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一の先行きはさらに険しくなった…「答え合わせ」連呼会見後、STARTO社がTOKIOとの年内契約終了発表

  2. 2

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  3. 3

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  4. 4

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  5. 5

    日本語ロックボーカルを力ずくで確立した功績はもっと語られるべき

  1. 6

    都玲華プロと“30歳差禁断愛”石井忍コーチの素性と評判…「2人の交際は有名」の証言も

  2. 7

    規制強化は待ったなし!政治家個人の「第2の財布」政党支部への企業献金は自民が9割、24億円超の仰天

  3. 8

    【伊東市長選告示ルポ】田久保前市長の第一声は異様な開き直り…“学歴詐称”「高卒なので」と直視せず

  4. 9

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  5. 10

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?