「北朝鮮がアメリカと戦争する日」香田洋二著

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 元自衛艦隊司令官が、緊迫する米国と北朝鮮の対立の行方を解説。

 トランプ氏以前の3人の大統領の対応によって、北朝鮮は米国が武力攻撃を仕掛けてこないという妄想を持ってしまったと指摘。しかし、北朝鮮はトランプ氏のツイッターで本音を知ることになった。その結果、北朝鮮は核兵器を完成させなければ米国との対等なテーブルにつけず、核兵器を完成させるために発射実験を行えば武力攻撃を受けてしまうという二律背反の状況に陥っているという。

 一方の米国はレッドラインを設けずに、独自の判断で軍事力を行使するだろうと、そのXデーまで予想。日本への影響など、多くの国民の疑問に答えながら武力衝突の可能性と影響を論じる。

 (幻冬舎 780円+税)

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