「ぼくらの直接民主主義!」甘野雅彦著

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 就職氷河期世代の、いわゆるロストジェネレーションである著者(1973年生まれ)は、日本の現状はディストピア(暗黒郷)であり、「左翼政党が護憲であることは不思議」と言い、経済成長を実現し、富を低所得層を含めた国民各層に分配することで経済的豊かさを実現させようと主張する左派の論客に疑問を呈する。

 そして、消費より人間性を大事にする社会、トップダウンを排したボトムアップ型の社会を目指した直接民主主義が日本を変える、と訴える。

「本書は私なりの左翼復興に向けた書であり、日本が右傾化していく中で、すべての人に公正で優しい日本社会であってほしいという願いを持って書いた」と記している。 (七つ森書館 1500円+税)

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