「OKINAWA1965」都鳥伸也、都鳥拓也著、佐野亨編

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 岩手県北上市を拠点に、「希望のシグナル」など5作品以上のドキュメンタリーの製作に携わってきた双子の兄弟が、表題の映画の撮影を通して出会った人々の証言などから学んだ沖縄の歴史と現在の姿をつづる。

 1965年、米軍トラックによる少女轢殺事件の現場写真を隠し撮りし、沖縄の現実を広く知らしめた女性報道写真家・嬉野京子氏のその後の生きざま。米軍による土地接収反対運動を先導した“沖縄のガンジー”と呼ばれる伊江島の阿波根昌鴻氏の「土地を守る4原則」の思想。

 そして、元衆院議員の古堅実吉氏の「憲法のもと、平和な沖縄を取り戻す戦いは決してあきらめるわけにはいかない」と力強く語る言葉などは、いずれも若い世代が沖縄と向き合うときに心に深く響くにちがいない。 (七つ森書館 1800円+税)

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