「ふたたびの春に」和合亮一著

公開日: 更新日:

「放射能が降っています、静かな夜です」

 著者は、東日本大震災の被災直後から、こうした作品をツイッターで発信し続けた福島県在住の詩人。本書は、氏があの3月11日からの1年間を詩で記録した作品集。

「こうしているあいだにも 死者が発見されている」と始まる被災2日後の避難所で記した作品から、水道が復旧して10日ぶりの入浴を詩にした「入浴」など、時系列に自らが体験し、感じ取った目と心の記録をうたう。後半は、「離郷」と題し「悲しくて涙が止まらない 止めどなく 頬を伝う一筋に ふるさとがあることを知った もうもどれないのだろうか」と故郷への思いを描くなど、取材した多くの被災者や、被災して傷ついている人々へ手紙を書くようにしてつづった詩を収録。

(祥伝社 750円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    木村拓哉の千葉支援に重なる“解散から10年”SMAPの絆 義援金2000万円を届けた行動力

  2. 2

    阪神・藤川監督に「裸の王様」の懸念 選手&スタッフを驚愕させた「コーチいびり」

  3. 3

    キムタク「千葉2000万円」vs 中居正広氏「能登3000万円」…芸能人義援金ランキングと、本当に問われていること

  4. 4

    米球界挑戦の横浜・織田翔希は間違いなく巨人入りに翻意する 松井監督誕生で見えた“説得の筋書き”

  5. 5

    巨人の「織田翔希1位強行指名」と28年前の「松坂騒動」…横浜希望が一転、西武入りした経緯を振り返る

  1. 6

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  2. 7

    藤川阪神から「コーチ大脱走」でFA補強に不穏な影…これほど雰囲気の悪い球団に誰が行く?

  3. 8

    新弟子に陰湿イジメ 引退勧告受けた貴ノ富士の呆れた行状

  4. 9

    茂木外相に「ウソ答弁」発覚! 高市首相「G7オンライン会合」ドタキャン疑惑で虚偽を重ねて墓穴

  5. 10

    テニス部キャプテンを務めた“スポーツマン”日村勇紀と“お嬢様”神田愛花が歩んだキャリア

おすすめ求人情報

工場内作業スタッフ/リネン類の入荷・仕上げ/日勤のみ・未経験歓迎
株式会社小林リース 山梨県 笛吹市 正社員
月給22万円~30万円
認定こども園の保育教諭/女性専用職員住宅あり/中途・新卒歓迎!/20代30代女性多数活躍中!/雲仙市
社会福祉法人小浜会 長崎県 雲仙市 正社員
月給24万220円~25万2,940円
給与前払いOK!「工場現場管理」未経験から月給24万・賞与あり
株式会社グロップエスシー 福島県 棚倉町 正社員
月給24万円~
Sponsored by 求人ボックス