著者のコラム一覧
山上たつひこ

1947年、徳島県生まれ。70年「光る風」で注目され、72年「喜劇新思想大系」でリアルな画風のギャグを確立。74年連載開始の「がきデカ」が社会的ブームに。88年から小説執筆を開始。2014年、原作を担当した「羊の木」(いがらしみきお画)が文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞。著書に「蝉花」「火床より出でて」「大阪弁の犬」「王子失踪す」ほか。

(65)フェラチオしてあげたことある?

公開日: 更新日:
イラスト とり・みき

 麦は劇団の稽古の帰りだった。綾瀬にその日の出来事を報告するうちに彼女は落ち着きを取り戻した。麦の話し振りでは端役がもらえたらしい。

「おめでとう。女優への第一歩だね」

「そんな大層なものじゃないの。舞台の端っこで突っ立ってるだけ」

 それは役と呼べるものではな… 

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【連載】金鳳花のフール

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