「恐竜大陸 中国」安田峰俊著、田中康平監修

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「恐竜大陸 中国」安田峰俊著、田中康平監修

 中国国内で骨格の化石が見つかり学名がついた恐竜は322種(2020年末時点)。その数はアメリカを上回り、近年では毎年およそ10種の新種が報告されている。

 中国の恐竜研究が本格化したのは20世紀末からで、世界の恐竜研究の歴史を塗り替えた「羽毛恐竜」の化石の大量発見で、一気に研究上のホットスポットになった。さらにティラノサウルスやトリケラトプスなどの人気恐竜の起源が中国にあったことが判明するなど、今や世界一の恐竜大国となっている。一方で盗掘が横行し、かつては盗掘化石が海外に流出するブラックマーケットも盛んだった。

 本書は、中国で見つかった恐竜たちのエピソードを交えながら、そうした同国の恐竜事情を紹介する恐竜本。 (KADOKAWA 1056円)

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