「自民党と裏金 捜査秘話」村山治著

公開日: 更新日:

「自民党と裏金 捜査秘話」村山治著

 久々に東京地検特捜部の本格的な動きが注目された自民党安倍派の裏金キックバック事件。

 しかし、立件されたのは陣笠議員3人だけ。安倍派の幹部たちは逃げ切ろうとしている。なぜ安倍派5人衆は捕まらないのか。

 かつて日本中を騒がせた「政界のドン」金丸信元副総裁の闇献金事件をいま一度掘り起こすことで、古くて新しいテーマ「政治とカネ」の生々しい舞台裏と捜査の限界を、検察取材の第一人者である元朝日新聞記者が鋭く描き出す。

 まさにタイムリーな全国の有権者必読の一冊!

定価:1870円
発行:日刊現代 発売:講談社
2024年7月17日
ISBN 978-4065364734

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い