阪神が戦々恐々とするWBC後遺症 佐藤輝明と森下翔太の好調はいつまで続くのか
種市も消えた。
25日のソフトバンク戦で負傷交代したロッテ・種市篤暉(27)が左アキレス腱断裂だったことが判明。今季中の復帰が絶望的となった。
「因果関係があるとは断言できないが、WBCの影響は間違いなくあるでしょう。一塁線への打球を追いかけようとして転倒し、そのまま担架で運ばれた。種市はWBCで本来の持ち場とは違うリリーフで3試合に登板、連投もあった。宮崎合宿中に右足首を捻挫していただけに、今回の大けがとWBCが無関係とは言えない。首脳陣もチーム関係者もこれを心配していた。前日24日には同じくWBC組のDeNAの牧(秀悟=28)が走塁中に右太もも裏の肉離れを発症して登録を抹消され、長期離脱が避けられない状態だという。牧はWBC5試合で4試合にスタメン出場。そもそも代表選手は例年より早めの調整を強いられたわけで、間違いなく負担はかかっている」(ロッテOB)
WBCに出場したメンバーでは、オリックスの宮城大弥(24)が先発した今月9日のロッテ戦で左ヒジの異変を訴えて降板。「左肘内側側副靱帯損傷」で今季中の復帰が絶望視されている。
絶好調の佐藤輝明、森下翔太に何かあれば…
「WBCに選手を派遣した球団の関係者からはやはり、疲労や負担を懸念する声を聞きます。前回の23年大会後には、巨人の大勢が『右上肢のコンディション不良』で2カ月半も離脱した。前倒し調整、ボールの違い、時差を伴う長距離移動の影響がないとは言えず。例えば投手陣では防御率上位にWBC組はほとんどおらず、中日の金丸夢斗が10位で最上位。中日の高橋宏斗は12位、日本ハムの伊藤大海はリーグ13位です。対照的に3選手を侍ジャパンに送った阪神は佐藤輝明、森下翔太が絶好調。2人で打撃3部門のタイトルを争う様相ですが、現時点では早めの調整が奏功しているように見えるものの、どこまで体調を維持できるか、阪神関係者は祈るような思いでいるのではないか」(評論家・橋本清氏)
今季、連覇を狙う阪神は開幕前から圧倒的な優勝候補に挙げられているものの、自慢の投手陣に陰りが見え、チーム防御率3.15はリーグ4位。佐藤輝と森下を中心とした打撃力で首位をキープしている状態だ。1-0で勝利した26日の広島戦では、1番の近本光司が死球を受けて左手首を骨折。痛恨の離脱が決まった。この日、佐藤輝は値千金の6号決勝ソロを放ったが、その主砲と森下に今後、WBC後遺症が出ないことを願うばかりである。


















