小澤俊夫さんを悼む 戦争体験を通じて秘密保護法、テロ等準備罪などを痛烈批判
昔話の研究に取り組んだ口承文芸学者で筑波大名誉教授の小澤俊夫さんが4月18日、老衰のため川崎市内の施設で死去した。96歳だった。
中国・長春生まれ。グリム童話や日本の昔話を研究し、ヨーロッパの口承文芸理論を日本に紹介。1992年から全国各地で「昔ばなし大学」を開講。98年には川崎市に「小澤昔ばなし研究所」を設立した。指揮者の故・小澤征爾さんは弟で、ミュージシャンの小沢健二さんは息子。
小澤さんが生前訴えていたのは、平和憲法の大切さだ。自身の父親である開作氏が満州に渡り、石原莞爾に共鳴、五族協和を訴えた開作氏は大陸でも帰国後の日本でも特務機関の監視対象だったことなど、小学生時代の貴重な戦争体験を語り、安倍政権による秘密保護法(2013年)、テロ等準備罪(2017年)を批判、強く警鐘を鳴らしていた。
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