「子どもの本の森へ」河合隼雄、長田弘著

公開日: 更新日:

「子どもの本の森へ」河合隼雄、長田弘著

 読書の達人の心理学者と詩人が子どもの本をテーマに語り合った対談集。

 長田氏は、子どもの本は「読まなきゃいけない」本ではなく、「読みたい」とずっと心に残っている本だという。ツンドクだけで読まなかった子どもの本の記憶を自分の中にどれだけ持っているかが、実はその大人の器量を決めているのではないかという。

 一方の河合氏は、子どもの本は大人の本と違って子どもが親に推薦できるもので、実際に薦められて読んでみると、すごい本が多いという。

 そんな子どもの本の秘めたる力から、「赤毛のアン」や「若草物語」「エミールと探偵たち」など、子どもの本や絵本の名作を実際に取り上げ、その魅力を紹介。本に描かれた世界を論じながら、社会や家庭の問題にまで話が発展する名作ガイド。

(岩波書店 1166円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    山田涼介が「令和最強アイドル」と評されるワケ…主演ドラマ「一次元の挿し木」は玉森裕太を三歩リード

  2. 2

    沈黙貫く橋本愛vs佐藤二朗「週刊新潮」で反論の泥沼化…SNS連投で"自滅"を心配する声も

  3. 3

    『ひよっこ』再放送記念、神回「ビートルズがやって来る」再録

  4. 4

    骨折で入院中ですが…ブラジルに惜敗した森保Jを巡る一部炎上報道で心が痛い

  5. 5

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  1. 6

    男子バスケ日本代表に激震、ホーバス監督“解任”の真相…過去には八村塁と確執も 

  2. 7

    孤立深まる高市首相…国会10日ぶり正常化でも続く“包囲網” 与党内からも反発の声噴出の自業自得

  3. 8

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  4. 9

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  5. 10

    村上誠一郎前総務相が高市政権バッサリ!「これが本当に保守政治なのか」…突きつけた自民「立党宣言」との乖離