土田晃之が腰痛とおさらばできた名波浩の「引退試合」

公開日: 更新日:

 専門学校に入学して始めたアルバイトがドラッグストアのトラック運転手。高校時代は運動も全くせず、腹筋もない状態で荷物の揚げ降ろし作業をやったもんだから、18歳にして椎間板ヘルニアになってしまいました。

 そんなある時、部屋の模様替えで雑誌の束をヒョイと持ち上げたんです。瞬間、強烈な痛みが腰に走り、四つん這いのまま固まってしまいました。小指の先すら動かせない。弟2人に両側から抱えられて病院に行き、そのまま1週間、家で寝たきりに。

 以来、ずっと腰痛持ちです。それでも20代の頃は多少モテたいって気持ちがあって、外見を気にしていたからよかったけど、30代で仕事がテレビに移行するようになった頃には、77キロ程度だった体重が97キロになっていた。すると腰痛も重くなり、痛くなる頻度も増えました。毎年、年末特番のまとめ撮りの時期になると調子が悪くなるのが常で、動けなくなることも度々でした。

■都心のスポーツジムに通うなんて田舎者がカッコつけんなって思う性格

 そんな腰痛とさよならできたきっかけは、2010年1月、友人のプロサッカー選手、名波浩の引退試合のオファー。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    長瀬智也が国分太一の会見めぐりSNSに“意味深”投稿連発…芸能界への未練と役者復帰の“匂わせ”

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  3. 8

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  4. 9

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  5. 10

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…