問われる阿部監督の一貫性 巨人の「機動力野球」はいつまで続くのか

公開日: 更新日:

 今季の「阿部野球」を象徴するシーンが見られたのは九回だった。

 8日の阪神戦。先頭のドラフト4位新人・皆川岳飛(22=中大)が右前打で出塁すると、次打者・リチャードの中飛でタッチアップのスタートを切り、二塁を陥れた。さらに、2死二塁から左翼前に落ちるポテンヒットを放った2年目の浦田俊輔(23)も送球間に一気に二塁へ進塁。得点にはつながらなかったが、積極的な走塁でチャンスを広げてみせたのだ。

 主砲の岡本和真ブルージェイズ)がメジャーに移籍した今季。4番流出で低下するであろう得点力を補うため、阿部慎之助監督は昨秋キャンプから機動力の重視を掲げてきた。この日の阪神戦を含めたオープン戦6試合の盗塁数は、12球団トップの10。昨季の53盗塁、成功率57%がいずれも12球団ワーストだったことを考えれば、選手に走塁の意識が浸透しつつあるのは確かだろう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大苦戦「うたコン」がテレ東音楽祭と昭和歌謡に寄せて復活のノロシ! 矢沢永吉、井上陽水の名曲も次々と…

  2. 2

    『スマスロ ミリオンゴッド』導入から4カ月、目立つ空き台の裏でファンが期待するホールの対応

  3. 3

    巨人ベテラン坂本勇人の評価が爆上がり! 改めてクローズアップされそうな「打撃・守備以外の魅力」

  4. 4

    萩本欽一〈45〉斉藤清六を全国区にした誰も知らない裏話 “弟子入りNG”から評価を一転させたんです

  5. 5

    阪神・藤川監督「森下&佐藤輝依存」の無策露呈…極端な“外弁慶”で甲子園残り11試合が最大の鬼門に

  1. 6

    《芸能界ってなぜ『在日』を隠すの?》…中村ゆりさんがルーツを胸に「負けん気」を貫いた44年の生涯

  2. 7

    小池都知事肝いり「築地再開発」頓挫の予兆…松平定信の歴史的遺構と建築費高騰のWパンチ

  3. 8

    岸田元首相も“激怒”! 高市首相の内閣改造めぐる“パワハラ”アンケートに自民党内から非難轟々

  4. 9

    高市首相の内閣改造めぐる迷走と誤算…維新の「本命」外し“スネ傷”中司幹事長起用のウラ事情

  5. 10

    林芳正総務相は結局、留任か…高市首相が画策「内閣改造で総裁選ライバル潰し」に“白旗”