安青錦が横綱昇進へ白星発進 “天敵”横綱大の里はあっけなく自滅で初日は明暗はっきり

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 綱とりに挑む大関と復権を狙う横綱の明暗が分かれた。

 新大関の先場所で優勝し、今場所に横綱昇進がかかっている安青錦(21)は8日、初日を白星発進。若元春に立ち合い変化を仕掛けられたものの、冷静に対処し、危なげなく寄り切った。

 立ち合いではなかなか左手をつかない若元春にじれて、一度はつっかけた安青錦。若手親方は「あれで何かしてくるぞ、と気付いたのではないか」と、こう続ける。

「昨年11月場所では、弟の若隆景の立ち合い変化をまともに食らって負けていますからね。若元春も立ち合いで左右に動くことがある力士。安青錦は学習能力が高く、頭もいい。これも持ち味というか、長所のひとつです」

 一方、「悪癖」で自滅したのが横綱大の里(25)だ。立ち合いで小兵の若隆景をもろ手突きで突き起こし、右をねじ込んで四つの体勢──と想定していたのだろう。しかし、突き起こすどころか、ほとんど後退させることすらできず、右差しも封じられる始末。それでもまだ不利な体勢ではなかったものの、自ら引いてしまい、そこを付け込まれてあっけなく押し出された。

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