バラエティーで増える「がん」 番組では触れられない“盲点”

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 が、テレビでは「そこには触れられない」(関係者)事情がある。医学バラエティーのCMに入っていなくても、あらゆる食品メーカーはテレビ界の大スポンサーだ。生活習慣病が原因でも、「飲酒」「肉の食べ過ぎ」と言うのが精いっぱいだ。

 日本特有のがんの原因には触れず、「早期発見でがんが治る」「がんは怖くない」という作り方をする“がんバラエティー”は増える。日本はさらにがんが増加するからだ。そういう番組はがんより怖い気もする。

(作家・松野大介)

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