4年ぶり新曲 中森明菜の“復活”めぐる周囲の思惑とは?

公開日: 更新日:

 今度こそ完全復活となるのか。

 ストレスによる体調不良で2010年から無期限活動休止中の中森明菜(48)が、8月6日にベストアルバムを発売すると、ファンクラブ会報誌で発表。そのアルバムには、4年ぶりとなる新曲が収録されていると話題になっている。

 都内で極秘レコーディングされたのは新曲「SWEET RAIN」とカバー2曲の計3曲。先月には「本当いいよっ いいアルバムー」とコメントしており、完全復活が期待されている。しかし「すぐの復帰は考えにくい」と話すのは芸能ジャーナリストの渡邉裕二氏だ。

「“4年ぶりの新曲”と言われていますが、シングル発表ではなく『アルバムのボーナストラック』という形で収録されている。もしシングルであれば、それなりにテレビや雑誌でのPR活動も必要になってきますが、アルバムの特典としたのは体調を考慮したからでしょう。本当は30周年のときに考えていたんでしょうが、体調面で思い通りにいかず、今回までタイミングがずれたと考えられます。ただ、完璧な状況ではないのに出てきたというのは、レコード会社の考えもあるかもしれません。明菜の場合、アルバムを出せば10万枚超え確実。CDが売れない今の時代、ここまで売り上げが見込めるアーティストはレコード会社にとって貴重な存在です。今回、以前所属していたワーナーと現所属のユニバーサルの2つのレコード会社の垣根を越えた発表というのも思惑を感じる。明菜のファンは40~50代が多く、一番CDを買う世代でもありますからね」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋