ワイン飲んでトイレに“籠城” 児玉理恵アナが語る酒の失敗談

公開日: 更新日:

■今はワインを猛烈に勉強中

 お酒に弱かったからといって、失敗談ばかりじゃありません。実は唯一成功談もあります。

 あれは大学3年生の頃。その頃は一般企業に就職しようと考えて、みんなと一緒に就職活動をしていました。そのOG訪問でのこと。先輩にランチに誘われて、「ビールでもいく?」と言われ、私は午後から面接があったので一度はお断りしたのですが、「じゃ、小さいので」とコップ1杯ぐらいのビールを飲んでしまいました。

 で、その後の面接。この日は6人ぐらいのグループ面接で「これまでやってしまった一番悪いこと」をそれぞれが発言するという内容でしたが、酔った勢いで私が一番最初に発言し、しかも、話しているうちに感情が高ぶり泣いてしまったのです。すると面接官は何を勘違いしたか、きっと積極性とか表現力と受け止めてくれたんでしょうね。すごく評価してくれて内定を頂くことができたのです。結果的に放送の道に進むことを決め、内定はお断りしたのですが、あの時はお酒に弱いことに感謝しましたね。


 でも、この職業をやっている以上、いつまでも「お酒は苦手」なんて言っていられません。今は味に関するボキャブラリーをもっと増やそうと、ワインを猛烈に勉強中です。もし「Nスタ」でグルメ取材をやっている私を見かけたら、どんな言葉で味を表現するか、耳をそばだててみてください。

▽こだま・りえ 1983年、秋田県出身。跡見学園女子大学大学院を卒業後、08年、テレビユー福島にアナウンサーとして入社。13年、フリーとなり、現在「Nスタ」出演中。これまで「はなまるマーケット」「朝ズバッ!」(ともにTBS系)などに出演。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  2. 7

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  3. 8

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?