ダメ出しにスネると消え…“午後の顔”小堺一機の新人時代

公開日: 更新日:

 レギュラーの座を射止めてからは、水曜日をメーンに出演してました。ところがプロデューサーが厳しいんですよ。
「今のギャグ、どこが面白いのか説明しろ」なんて、しょっちゅうダメ出しされてヘコんでばかり。
 でもそんな言葉って、嫌われてたり、本当に箸にも棒にもかからないんだったら出てこないですよね。「叱られてるうちが花」っていいますけど、プロデューサーの心の中に「コイツ、もうひと工夫すればいいのに」とか「伸ばしてやろう」って気持ちがあったからだと思うんです。

■焼き鳥かじって「このヤロー」

 もちろん、それは後になって言えることで、その時はホント惨めでしたよ。腹も立ちますしね。
 スタジオが銀座にあったので、放送後、有楽町のガード下の居酒屋で焼き鳥食べながら「おまえがやってみろ、このヤロー」なんて、よくグチってましたもん。

 ただ、現場には超一流の先輩たちがいるわけですよ。そしてボクみたいな素人上がりもいて、どこがウケて何がスベルのかって、両方を目の当たりにできるんですね。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  2. 2

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  3. 3

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  2. 7

    高市首相のいらん答弁で中国の怒りエスカレート…トンデモ政権が農水産業生産者と庶民を“見殺し”に

  3. 8

    ナイツ塙が創価学会YouTube登場で話題…氷川きよしや鈴木奈々、加藤綾菜も信仰オープンの背景

  4. 9

    高市首相の台湾有事めぐる国会答弁引き出した立憲議員を“悪玉”にする陰謀論のトンチンカン

  5. 10

    今田美桜「3億円トラブル」報道と11.24スペシャルイベント延期の“点と線”…体調不良説が再燃するウラ