デビュー40年の相本久美子さん 恩人の土居まさる氏を語る

公開日: 更新日:

■土居さんは常に次の次を考えていた

 そんな意外な“挨拶”でスタートした土居さんとのコンビ。これまた意外かもしれませんが、怒られたことって一度もありませんでした。

 例えば、店舗の住所を紹介しなくてはならないのに私が言いそびれると、土居さんは何事もなかったかのようにその後の会話の中にスッと住所を挟み込むのです。それは1秒2秒の間もなく、あたかも台本通りのような絶妙なタイミング。まさに名人芸でしたね。

 もともと、文化放送さんで野球の実況中継をされ、その後、深夜ラジオ番組のパーソナリティーを長く担当されてましたから、空白の時間が出ないように、さらに違和感なく番組を進めるのは慣れてらしたのかもしれません。

 ベテランで全国的にも知られた有名司会者でいらっしゃるのに、とても謙虚な方で。背中で教えるタイプっていうのでしょうか。

 かといって、私も甘えてばかりいたわけではありませんよ。「TVジョッキー」に出演するようになってからは、毎週毎週が真剣勝負であり、アシスタントとして学びの場。土居さんの立ち位置や体の向き、表情、視線の向け方、話し方をすぐそばで目の当たりにして、私がどこにいたら最適なのか、どのようなリアクションをすればいいのかをずっと考えていました。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈46〉斉藤清六が泣きながら持ってきた1000万円、追い返そうと思って貯金額を聞いたら驚いた

  2. 2

    ドジャース西地区5連覇に29球団から怨嗟の声 「カネもアタマもあってズルまでしてりゃ勝って当然」

  3. 3

    中森明菜が完全復活 結果的に長期休養がその価値を上げたが、応えられるだけの資質を持っていた

  4. 4

    尾野真千子がNHK朝ドラ返り咲き! 沖縄と東京を行き来する「女優」と「女将」二刀流ワンダフルライフ

  5. 5

    ドジャースは“大谷抜きポストシーズン”を想定か…指定席「1番・DH」に21歳デポーラ

  1. 6

    ソフトバンク3連覇でも“札束攻勢”止まらず…今オフ仕掛ける「補強リスト」仰天の中身

  2. 7

    参院のドン放逐で「消費減税」窮地の高市首相に公明党が“助け船”? 現金給付「前倒し」が賛成条件か

  3. 8

    阪神・佐藤輝明のドジャース入りに暗雲か? 大谷翔平が思わぬ“遠因”になる可能性

  4. 9

    日本ハム新庄監督がソフトバンク3連覇の“MVP” 挑発ことごとく空回りで5勝18敗2分け、最後までVアシスト

  5. 10

    クレイジーケンバンド横山剣さん「年に関係なく、カッコいいものはカッコいいって思いますね」