フジ昼ワイドは“夫婦総力戦” 安藤優子の夫が自ら制作指揮

公開日: 更新日:

「外部のプロデューサーにアプローチしたり、局内外を含め、あらゆる道を探ってきたが、担当局長自ら“制作総指揮”をとるそうです」(フジテレビ関係者)

 4月から始まるフジの新情報番組。フリージャーナリストの安藤優子(56)を看板司会に擁立し、ひとり勝ち状態の宮根誠司(51)の「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)に挑む、平日午後2時のワイドショー戦争の続報だ。

 安藤の相方には俳優の高橋克実(53)を起用。「報道の女王」と癒やし系中年俳優の異色コンビは昨年発表されていたが、一体誰が番組制作を取り仕切るのか。采配を振る人材選びは「顔」以上に難航したという。そして、最終的に白羽の矢が立ったのが、ワイドショーや情報番組を手がける情報制作局の堤康一局長(56)。フジの重役にして、安藤優子の2番目の夫である。

「06年の再婚発表時、十年来の不倫の末の略奪婚と騒がれた」(放送関係者)が、テレビマンとしては超敏腕。プロデューサー時代には「めざましテレビ」を日テレ系の「ズームイン」を上回る朝のトップ番組に押し上げ、低視聴率だった「スーパーニュース」も安藤を起用し、巻き返したのは有名な話である。12年から現在の役職に就く傍ら、「主に『Mr.サンデー』に統括編集長として名を連ねている。つまり、新番組では自分の番組のMCである宮根と戦うことになる。彼の手の内を把握しているのはむしろ好都合だし、自らの駒のこと(=安藤)は言うまでもなく知り尽くしている。これ以上ない適任者というわけです」(別のフジ関係者)。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  5. 5

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  1. 6

    「好感度ギャップ」がアダとなった永野芽郁、国分太一、チョコプラ松尾…“いい人”ほど何かを起こした時は激しく燃え上がる

  2. 7

    衆院定数削減の効果はせいぜい50億円…「そんなことより」自民党の内部留保210億円の衝撃!

  3. 8

    『サン!シャイン』終了は佐々木恭子アナにも責任が…フジ騒動で株を上げた大ベテランが“不評”のワケ

  4. 9

    ウエルシアとツルハが経営統合…親会社イオンの狙いは“グローバルドラッグチェーン”の実現か?

  5. 10

    今井達也の希望をクリアするメジャー5球団の名前は…大谷ドジャースは真っ先に“対象外"