上重聡アナ集中砲火 他局スクラムで進行する「日テレ包囲網」

公開日: 更新日:

 前代未聞の不祥事だけに、他局も即反応した。裏番組のフジテレビ「とくダネ!」は3日、同時間帯に放送中にもかかわらず、上重アナの静止画と謝罪コメントを引用し、MCの小倉智昭が「裏番組のことなんでね。あまり言いたくもないんですけど」と前置きしつつも、コメンテーターの中瀬ゆかり氏が「普通の勤め人が買えるような金額のマンションじゃない。返済とかもどうなっているか分からないし」と批判。また、TBS「サンジャポ」では先月まで「スッキリ」のレギュラーだったテリー伊藤杉村太蔵らも異常な金銭感覚を非難した。

「通常、犯罪でもないのに他局の社員であるアナウンサーをワイドショーのネタとして俎上に載せるのは珍しい。背景にあるのは日テレ潰しの思惑でしょう。朝の時間帯は『ZIP!』から『スッキリ!!』への視聴習慣が根付きつつある。他局とすれば脅威だけに、“敵失”に乗じたというわけです。日テレとしては上重を使い続ける限り、この問題が蒸し返されるので後々ボディーブローのように効いてくる。今のところ、不問の構えですが、改編のタイミングで見切られるはずです」(テレビ関係者)

 日テレは今回の上重の件についてはあくまで個人の出来事とし、社としての見解やコメントを一切発表していない。もし、視聴者を甘く見て“なあなあ”で済ませるつもりなら、驕れる者は久しからず。必ずや、しっぺ返しを食らうことになる。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  2. 2

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 3

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  4. 4

    国分太一の先行きはさらに険しくなった…「答え合わせ」連呼会見後、STARTO社がTOKIOとの年内契約終了発表

  5. 5

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  1. 6

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  2. 7

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  3. 8

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  4. 9

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  5. 10

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  3. 3

    「おこめ券」迫られる軌道修正…自治体首長から強烈批判、鈴木農相の地元山形も「NO」突き付け

  4. 4

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  5. 5

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  1. 6

    12月でも被害・出没続々…クマが冬眠できない事情と、する必要がなくなった理由

  2. 7

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  4. 9

    黄川田地方創生相が高市政権の“弱点”に急浮上…予算委でグダグダ答弁連発、突如ニヤつく超KYぶり

  5. 10

    2025年のヒロイン今田美桜&河合優実の「あんぱん」人気コンビに暗雲…来年の活躍危惧の見通しも