佐藤蛾次郎「松田優作は俺をちゃかす客に『殴ってくる』と」

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 アフロヘアにドジョウヒゲがトレードマークの個性派俳優、佐藤蛾次郎さん。渥美清の名シリーズ「男はつらいよ」では柴又・題経寺の寺男、源吉を好演し、12日が最終回の連続ドラマ「天皇の料理番」(TBS系)にも出演して話題だ。俳優業を離れると、東京・銀座でカラオケパブ「蛾次ママ」を経営。大の酒好きでもある。

 ふと気が付いたのはトイレの中だった。それも新幹線。飲み過ぎてついつい寝込んじゃって。通路に出たらいつもと様子が違うんだよね。乗客がだーれもいなくてさ。ホント、ひとりもいないんだよ。

 それでオレはTシャツ一枚にジーンズ。座っていた席の網棚に置いといたバッグやコートはないし、最初は悪い夢でも見てるのかと思ったよ。

 気が付けば、運ばれたのが東京駅から西へ80キロほど離れた、神奈川県小田原市にある国鉄(当時)の新幹線鴨宮保守基地。そこに着いて、どうしたらいいんだろってウロウロしてたら職員が来て、ソイツも目を丸くして驚いてる。いるはずがない乗客がいたんだからね。幽霊でも現れたと思ったんじゃないの?

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