佐藤蛾次郎「松田優作は俺をちゃかす客に『殴ってくる』と」

公開日: 更新日:

 アフロヘアにドジョウヒゲがトレードマークの個性派俳優、佐藤蛾次郎さん。渥美清の名シリーズ「男はつらいよ」では柴又・題経寺の寺男、源吉を好演し、12日が最終回の連続ドラマ「天皇の料理番」(TBS系)にも出演して話題だ。俳優業を離れると、東京・銀座でカラオケパブ「蛾次ママ」を経営。大の酒好きでもある。

 ふと気が付いたのはトイレの中だった。それも新幹線。飲み過ぎてついつい寝込んじゃって。通路に出たらいつもと様子が違うんだよね。乗客がだーれもいなくてさ。ホント、ひとりもいないんだよ。

 それでオレはTシャツ一枚にジーンズ。座っていた席の網棚に置いといたバッグやコートはないし、最初は悪い夢でも見てるのかと思ったよ。

 気が付けば、運ばれたのが東京駅から西へ80キロほど離れた、神奈川県小田原市にある国鉄(当時)の新幹線鴨宮保守基地。そこに着いて、どうしたらいいんだろってウロウロしてたら職員が来て、ソイツも目を丸くして驚いてる。いるはずがない乗客がいたんだからね。幽霊でも現れたと思ったんじゃないの?

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報

  2. 2

    中井貴一の“困り芸”は匠の技だが…「続・続・最後から二番目の恋」ファンが唱える《微妙な違和感》の正体

  3. 3

    松本潤、櫻井翔、相葉雅紀が7月期ドラマに揃って登場「嵐」解散ライブの勢い借りて視聴率上積みへ

  4. 4

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  5. 5

    低迷する「べらぼう」は大河歴代ワースト圏内…日曜劇場「キャスター」失速でも数字が伸びないワケ

  1. 6

    河合優実「あんぱん」でも“主役食い”!《リアル北島マヤ》《令和の山口百恵》が朝ドラヒロインになる日

  2. 7

    キンプリが「ディズニー公認の王子様」に大抜擢…分裂後も好調の理由は“完璧なシロ”だから 

  3. 8

    TBSのGP帯連ドラ「キャスター」永野芽郁と「イグナイト」三山凌輝に“同時スキャンダル”の余波

  4. 9

    永野芽郁&田中圭「終わりなき不倫騒動」で小栗旬社長の限界も露呈…自ら女性スキャンダルの過去

  5. 10

    Kōki,主演「女神降臨」大爆死で木村拓哉がついに"登場"も リベンジ作品候補は「教場」か「マスカレード」シリーズか

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本潤、櫻井翔、相葉雅紀が7月期ドラマに揃って登場「嵐」解散ライブの勢い借りて視聴率上積みへ

  2. 2

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  3. 3

    キンプリが「ディズニー公認の王子様」に大抜擢…分裂後も好調の理由は“完璧なシロ”だから 

  4. 4

    低迷する「べらぼう」は大河歴代ワースト圏内…日曜劇場「キャスター」失速でも数字が伸びないワケ

  5. 5

    巨人のW懸案「ポスト岡本和真&坂本勇人」を一気に解決する2つの原石 ともにパワーは超メジャー級

  1. 6

    早期・希望退職の募集人員は前年の3倍に急増…人材不足というけれど、余剰人員の肩叩きが始まっている

  2. 7

    ユニクロ女子陸上競技部の要職に就任 青学大・原晋監督が日刊ゲンダイに語った「野望」

  3. 8

    巨人「松井秀喜の後継者+左キラー」↔ソフトB「二軍の帝王」…電撃トレードで得したのはどっち?

  4. 9

    西内まりや巨額金銭トラブル 借金の中身と“返済ウルトラC”

  5. 10

    巨人秋広↔ソフトBリチャード電撃トレードの舞台裏…“問題児交換”は巨人側から提案か