フジ「グッディ!」 三船離婚裁判にカメラ大量投入も“空振り”

公開日: 更新日:

 8日に東京家庭裁判所で弁論準備手続きが行われた三船美佳(32)と「THE虎舞竜」高橋ジョージ(56)の離婚訴訟――。各スポーツ紙は三船、高橋がそれぞれ代理人とともに出廷したことを報じたが、2人の写真を押さえたところはなし。民放各局のワイドショーも同様だったが、取材に一番、熱が入っていたのが視聴率が“どん底”状態のフジテレビだったという。

「各局はカメラ1台ずつだったが、フジのみ複数のカメラを投入。家裁から外に出られるあらゆる出口を記者とカメラマンが手分けして張り込んでいたが、ついに映像を押さえることができなかった」(他局のワイドショー関係者)

 フジがそこまで熱を入れたのは、低迷するあの番組のためだったようだ。

「4月の改編で鳴り物入りでスタートした『直撃LIVE グッディ!』の視聴率が相変わらず低迷している。このままだと、いよいよ打ち切りが叫ばれ始めるので、現場のスタッフや制作サイドはかなり必死。とはいえ、作り方次第ではそれなりの数字が見込める芸能ニュースが最近少ない。というのも、SMAPの中居正広の会見で、事務所からNGを通達されていた父親が亡くなったことを直撃するなど、何かとやらかして芸能取材を自粛中だからです。そこで、視聴者の関心が高く、なおかつ生中継の時間に進行している現場にカメラを集中させているが、結局、空振りに終わった」(フジ関係者)

 視聴者だけでなく、ツキにも見放されている。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」