修造、ゴン中山を司会起用 元アスリートがTVを席巻する日

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 ところで、最近はスポーツの試合を流し、それをスタジオで見るというバラエティーが増えている。「ジャンクSPORTS」(フジテレビ系)のように、選手が「あの時は実は……」と内幕話をする作りだ。その手の特番に松岡修造を司会に起用するテレ朝は「キリトル」でゴン中山を使い、アスリートMCを増やしている。これは5年後の東京五輪を意識した戦略だろう。

「キリトル」の後半では、女子ソフトボールの五輪を振り返った。日本は2000年の決勝でアメリカに負けたが、北京五輪(08年)での再戦で勝って初の金メダルを獲得、その軌跡を感動VTRに仕立てていた。

 これからは各局とも五輪種目の中継権の奪い合いだけでなく、東京五輪でメダルを取りそうな有望な選手を取り合い、今から予選や練習風景、プライベートまで撮影して、それを小出しにしながら20年までスポーツバラエティーで食いつなぐ腹だろう。ま、世知辛いようだが、不景気のテレビでは、スポーツの国際試合くらいしか高視聴率は望めない。

 今後、「キリトル」のようなスポバラが主流になるが、もう、ザキヤマとかギャグを言う芸人はいらない(しかもスベリ気味)。五輪に向けて、司会もスポーツ選手がテレビを席巻していく。

作家・松野大介)

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