賞レースの行方も報じられず「レコ大」どうなっている?

公開日: 更新日:

 今年もTBS「日本レコード大賞」が30日に放送される。マンネリといわれながらも、この季節になると賞レースの行方は報じられるが、今年はめっきり少ないような気がする。一体、どうなっているのか。

 スポーツ紙の音楽担当記者がこう言う。

「今年で57回目。『輝く!日本レコード大賞』と称した記者発表が先ごろあり、大賞候補のAKB48、三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE、西内まりやらが登壇しました。最優秀新人賞はlol、こぶしファクトリー、花岡なつみ、安田レイが争います。総合司会を安住紳一郎仲間由紀恵が務めます。安住は『歌手のみなさんが一年を駆け抜けてきた情熱に負けない気持ちを持って、今年もマイクを握りたい』と語りましたが、例によって話題性がゼロだし、ノミネートされている歌手も歌も世のビジネスマン世代にはチンプンカンプン。世間ズレした感は否めませんね」

 大賞はAKB48、三代目J Soul Brothersの一騎打ちともっぱらだが、CDが売れた枚数ならAKB48に軍配だろう。番狂わせなら西野カナだという。新人賞ははっきりいって首をかしげるしかあるまい。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因