しゃべりすぎず 「ブラタモリ」支えるNHK桑子アナの腕

公開日: 更新日:

■街歩き、路線バス、食べ歩きの3本立て

「ブラタモリ」の他に、NHKには「鶴瓶の家族に乾杯」もあるし、他局では散歩シリーズを秋から受け継いだ「じゅん散歩」も好評。みな、いいお年! 還暦越え芸人の“街歩き”が安定した人気だ。

 ただ、「モヤモヤさまぁ~ず」(テレビ東京系)や「東野・岡村の猿旅」(日本テレビ系)など40代も含めると、芸人の街歩きや紀行ものの多さは異常だ。

 なぜ、これだけ多いのか。スタジオで作り物の笑い(コントなど)を時間をかけて制作するより、芸人に街を歩かせて適当にしゃべらせたほうがおもしろいし、金も時間もかからないが、それだけではない。

 寝転がって見るのに適した“テレビらしい時間潰し”番組とはいえ、「モヤモヤさまぁ~ず」はDVDが売れるし、“大江アナ卒業記念スペシャル”は数万枚の大ヒットという。スポンサーに嫌われる内容はまったくないし、制作側には低リスクで安定リターンが見込めるコンテンツなのだ。

「ブラタモリ」のような還暦“街歩き”と、ブレークした太川陽介&蛭子能収の路線バス旅(まさかの映画化!)のような“旅もの”と、40代芸人の食べ歩きや紀行と、この3つのパターンのブラブームは続きそうだ。

 期待したいのはブラ芸人ではなく、ブラ女子アナが増えることか。
(作家・松野大介)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハムは「自前球場」で過去最高益!潤沢資金で球界ワーストの“渋チン球団”から大変貌

  2. 2

    新庄監督にガッカリ…敗戦後の「看過できない発言」に、日本ハム低迷の一因がわかる気がした

  3. 3

    高市首相が天皇皇后のお望みに背を向けてまで「愛子天皇待望論」に反対する内情

  4. 4

    和久田麻由子アナがかわいそう…元NHKエースアナを次々使い潰す日テレの困った“体質”

  5. 5

    細木数子と闘った作家・溝口敦氏は『地獄に墜ちるわよ』をどう見たか? “女ヤクザ”の手口と正体

  1. 6

    佐々木朗希vsシーハン 「マイナー落ち」めぐるドジャース崖っぷち2投手がちんこ勝負

  2. 7

    あの細木数子をメロメロにさせて手玉に…キックボクサー魔裟斗のシタタカさ

  3. 8

    大和証券グループ「オリックス銀行を3700億円で買収」の皮算用

  4. 9

    「浜崎あゆみの父が見つかった?」と一部で話題に 本人がかつてラジオで明かしていた「両親の離婚」

  5. 10

    “幼稚さ”露呈した佐々木朗希「報奨金事件」…ド軍日本人スタッフ2名が「7000万円超」もらえず?