4月改編も大混乱 フジ新番組“仮タイトル”だらけのお粗末

公開日: 更新日:

 民放各局が気合を入れる4月改編を前に“混迷”フジテレビがまた話題だ。スポンサーや広告代理店が渋い顔をしているというのだ。

 先ごろフジはゴールデン&プライム帯で新たに5番組をスタートさせることを会見で発表。ところが、新タイトルが決まっていたのは生瀬勝久&高島彩アナ司会の「ニッポンのぞき見太郎」(火曜21時)と、小泉孝太郎バナナマン司会「モシモノふたり~タレントが“おためし同居生活”してみました~」(水曜22時)の2番組。

 残る3番組、くりぃむしちゅー&タカアンドトシ司会の「あの人はなぜホメられるのか?TV(仮)」(火曜19時)、おぎやはぎが司会の「イケてる男と聞きたい女(仮)」(金曜19時)、南原清隆が司会の「超ハマる!爆笑キャラパレード(仮)」(土曜19時)の3番組が「仮」のままだったのだ。

 ある広告関係者は「制作部門と営業部門の足並みが揃っていない」、また、別の関係者は「フジの新編成案の会見は最後発。やる気のなさに呆れている」というのだ。

 確かに、慣習として新たにスタートする番組のタイトル「仮」という事例はこれまで見受けられた。だが、スポンサーの出稿が激減する昨今において、「そんなテレビ界の常識は非常識」とは自動車メーカーの幹部。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  2. 2

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 3

    N党・立花孝志容疑者にくすぶる深刻メンタル問題…日頃から不調公言、送検でも異様なハイテンション

  4. 4

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  5. 5

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  1. 6

    高市首相「議員定数削減は困難」の茶番…自維連立の薄汚い思惑が早くも露呈

  2. 7

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 8

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然

  4. 9

    高市首相は自民党にはハキハキ、共産、れいわには棒読み…相手で態度を変える人間ほど信用できないものはない

  5. 10

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗