著者のコラム一覧
ラリー遠田お笑い評論家

1979年、愛知県名古屋市生まれ。東大文学部卒。テレビ番組制作会社勤務を経てフリーライターに。現在は、お笑い評論家として取材、執筆、イベント主催、メディア出演。近著に「松本人志とお笑いとテレビ」(中央公論新社)などがある。

日本人の価値観を揺さぶる 厚切りジェイソンの「正論」

公開日: 更新日:

 これが人びとの胸を打つのは、彼が米国人だからというのも一因だろう。同じことを日本人の上司や同僚に言われても「それはそうなんだけど……」とグズグズと言い訳をしたくなってしまうのが普通だろう。米国という外の世界から、ビジネスマンとしても実績のある彼が言うからこそ、その言葉が多くの人に刺さるのだ。

 最近でも熊本地震に関連して、芸能人のブログやツイッターでのたわいもない書き込みが不謹慎だと炎上したり、災害支援をすると公言する芸能人が「偽善者」呼ばわりされたり、日本社会における同調圧力の暴走はとどまるところを知らない。

 閉塞感に包まれたムラ社会の仕組みを根底から変えられるのは、外圧しかない。ペリーが来航して日本が近代化したように、“現代の黒船”厚切りジェイソンも、日本人の価値観を揺さぶる「WHY?」を投げかけて、この社会に風穴を開けて欲しい。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋谷教育学園渋谷から慶大に進んだ岩田絵里奈を育てたエリート医師と「いとしのエリー」

  2. 2

    「タニマチの連れの女性に手を出し…」問題視されていた暴行“被害者”伯乃富士の酒癖・女癖・非常識

  3. 3

    同じ幼稚園に通った渡辺翔太と宮舘涼太はクラーク記念国際高校で再び合流、そろって明海大へ進学

  4. 4

    侍J山本由伸にドジャースとの“密約説”浮上 WBC出場巡り「登板は2度」「球数制限」

  5. 5

    元横綱照ノ富士「暴行事件」の一因に“大嫌いな白鵬” 2人の壮絶因縁に注目集まる

  1. 6

    4月からフリー転身の岩田絵里奈アナに立ちはだかる 「日テレ出身」の不吉なジンクス

  2. 7

    これが高市“ウソつき”首相の正体 世間はウソを望む。だから権力者はウソを利用する

  3. 8

    和久田麻由子アナは夜のニュースか? “ポスト宮根誠司”めぐり日本テレビと読売テレビが綱引き

  4. 9

    旧宮家の"養子案"に向かう高市内閣と世論が求める「愛子天皇待望論」

  5. 10

    <第3回>力士とのセックスはクセになる!経験者が赤面吐露した驚愕の実態とは…