夏目&有吉騒動で知れ渡った“芸能界のドン”の権力と素顔

公開日: 更新日:

 所属タレントである夏目三久(32)と有吉弘行(42)の結婚&妊娠報道で、図らずも“表舞台”にその名をとどろかせることとなったのが「田辺エージェンシー」社長の田邊昭知氏(77)。

 第一報を報じた日刊スポーツの記事(8月24日付)には“一秒たりとも触れるな”とテレビ各局に圧力をかけるだけにとどまらず、有吉との交際そのものをひねり潰したなどなど……。真偽はともかく、聞こえてくるのは虚飾の芸能界を牛耳るドンと呼ぶにふさわしい剛腕ぶりの数々だ。しかし、「一連の報道では『ドン』という呼称が独り歩きして傍若無人な印象を与えるが、違和感がある」とは、あるベテラン芸能記者だ。こう続ける。

「バーニングの周防社長と並んで芸能界の最高実力者であることに変わりはないが、ドンと呼ぶなら大番頭の川村さん(ケイダッシュ会長兼田辺エージェンシー副社長)の方がそれに近い。親分肌でタレントへの情が深い川村さんのところにはタレントや業界人がひっきりなしに相談にくる。それに比べて田邊社長はクールかつ理論派のリーダーで、感情というより頭で物事を考えるタイプ。まあ、それだけに怒ると怖い。ネガティブな記事を書こうものなら電話口から怒号が飛んできたことも一度や二度ではない(苦笑い)」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」