口コミで評判ジワリ 「永い言い訳」に中年男が涙する理由

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 夢から着想を得てストーリーを考えることもあるというが、僻地医療をテーマにした「ディア・ドクター」では全国の無医村を回って実態調査を行うなど取材は怠らない。本作では東日本大震災後に氾濫した美談的な被害者報道に疑問を持ち、後味の悪い別れ方をした人間を描いてみたいと思ったのが創作のきっかけだという。

「独特の視点による卓越した人間……というか男性観察力は西川監督の強みです。結婚も子育て経験もないのにこれほどリアルな『父親映画』を作るんですからね。一番苦手なのは女性映画じゃないかというくらい、男性向きな人間ドラマばかり作る。他の女性監督とは一線を画しています」(前出の前田有一氏)

 ローマ国際映画祭では日本映画唯一の招待作品に選ばれ、会場では大入り満員で迎えられたという。日本の誇る女流監督は、イタリアの映画好きオヤジたちの涙腺をも決壊させたに違いない。

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