ボブ・ディラン沈黙破りノーベル賞受け入れの意向伝える

公開日: 更新日:

 ノーベル文学賞に選出されながら、これまで一切反応を示さず、沈黙を守っていたボブ・ディラン(75)が受賞を受け入れる意向であることがわかった。28日、ノーベル文学賞選考委員会のスウェーデン・アカデミーが、ディランから今週、連絡があったことを明らかにした。ディランは「ノーベル文学賞を受賞したことを知り、私は言葉を失った。この栄誉に感謝します」と受賞を受け入れる意向を伝えてきたという。

 また英紙デーリー・テレグラフ電子版は28日、ディランの単独インタビューを掲載。ディランは受賞について「信じられない」「素晴らしいことだ。こんなことを夢見る人がいるか?」などと喜びを語った。そして12月10日の授賞式について、「もちろん、できることなら」と出席の意向を示した。

 スウェーデン・アカデミーは13日、ディランを受賞者に選出したと発表したが、ディランに連絡がつかなかった。さらに17日には、ディランの公式サイトからいったんは表記されていた「ノーベル文学賞受賞者」の文字が削除されたため「やっぱり受賞辞退か?」などさまざまな臆測を呼んでいた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    中島歩「あんぱん」の名演に視聴者涙…“棒読み俳優”のトラウマ克服、11年ぶり朝ドラで進化

  1. 6

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  2. 7

    投手大谷の「オープナー起用」は逆効果…ド軍ブルペンの負担は軽減どころか増す一方

  3. 8

    "花田家と再婚"は幸せになれる? 元テレ東・福田典子アナに花田優一との熱愛報道も…恋多き一族の因縁

  4. 9

    ソシエダ久保建英にポルトガル名門への移籍報道…“あり得ない振る舞い”に欧州ザワつく

  5. 10

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”