下戸だった福本豊さんを酒好きにした阪急の3年連続日本一

公開日: 更新日:

 飲めるようになったんは、やっぱり阪急の優勝がきっかけやね。当時の阪急は常勝チームで、ルーキーイヤーの69年、71年、72年がリーグ優勝。そして75年から77年まで3年連続日本一。そのたびに祝勝会があって、年が明ければ激励会。キャンプ地に行けば歓迎会。それやこれやで飲む機会が増えるもんやから、最初は乾杯ビールだけで終わっとったけど、だんだん強うなるわな。

 飲んどったのは洋酒やね。ウイスキーに始まり、次はブランデー。僕は肉が大好きやから、体が酸性にならんようにとワインも飲むようになった。おかげで、30歳くらいにワインなら1本は平気で空けとったね。そうしたら阪急の先輩でヘッドコーチ兼投手コーチやった梶本(隆夫)さんが「ビールだけにせえ」と。

 梶本さんは大のビール党ってこともあるんやけれど、「ビールは体調が悪いとようけ飲めん。健康のバロメーターになるんや」と言う。グラスに2、3杯で、「もういらん」って思う時は、調子が悪い。なるほどってことで、それっからは、もっぱらビールを飲むようにしたんですわ。


■金田さんに「焼酎がええで」と言われてからは水割りを

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 2

    ドジャース大谷が佐々木朗希への「痛烈な皮肉」を体現…耳の痛い“フォア・ザ・チーム”の発言も

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希は「ひとりぼっち」で崖っぷち…ロバーツ監督が“気になる発言”も

  4. 4

    巨人に漂う不穏な空気…杉内投手チーフコーチの「苦言連発」「選手吊るし上げ」が波紋広げる

  5. 5

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の才能腐らす「メンタルの病巣」…マイナーでの大炎上にロバーツ監督もバッサリ

  2. 7

    「ブラタモリ」抜擢の桑子真帆アナ “金髪チャラ系”の大学時代

  3. 8

    中丸雄一に"共演者キラー"の横顔も…「シューイチ」で妻の笹崎里菜アナも有名女優もゲット

  4. 9

    コロナ今年最多の患者数…流行株「ニンバス」知っておきたい症状と対策

  5. 10

    「あんぱん」今田美桜の“若見え問題”も吹き飛ぶ!ミセス大森の好演と美声で終盤も激アツ