教団専属女優への転身も 清水富美加“出家引退”の全内幕

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 ファンの間では“ふみかす”の愛称で知られる若手女優が芸能界を電撃引退。しかも、その理由が「出家」だというので大騒ぎになっている。清水富美加(22)。NHK朝ドラ「まれ」などで好演し、バラエティーにも引っ張りだこ。大手企業のCMに出演し、今後は映画の公開が3本も控えている人気者に何があったのか。

■事務所と教団が真っ向対立

「力ある大人の怖い部分を見たら夢ある若者はニコニコしながら全てに頷くようになる。そんな中ですり減って行く心を守ってくれようとしたのは事務所じゃなかった」――。新規のツイッターアカウントで清水がこう呟いたのは2月12日午後10時ごろのこと。電撃引退報道から2日が経過。清水は子供のころから宗教団体「幸福の科学」の信者であることを明かし、所属事務所「レプロエンタテインメント」を退社する意思を表明。今後は出家して「千眼美子」という法名で宗教家活動を行っていくという。

「幸福の科学」は12日に会見を開いた後、ホームページ上に「女優・清水富美加氏の幸福の科学への出家について」という声明を発表。その中には「最近は、人肉を食べる人種の役柄など、良心や思想信条にかなわない仕事が増え、断ると所属事務所から干されてしまう恐怖心との葛藤のなかに置かれていました。仕事を選択する自由も無い、一種の“苦役”(憲法で禁じられています)ともいえる就労環境のなかで、ついには心身の不調をきたすまでになりました」とあり、所属事務所のブラック企業体質が理由だと説明。出家は宗教上の緊急救済という位置づけで、清水の書き込みからも事務所への絶望が読み取れる。

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