桑田佳祐が即興指導 高樹澪が振り返る“歌手デビュー”秘話

公開日: 更新日:

■差し替え危機から大どんでん返し

 それを耳にされていたんでしょうね。挨拶もそこそこに、直接、歌唱指導をしてくださることになりました。そして話しているうちに即興でポロポロとギターを弾いて詞が生まれ、曲ができたんです。その間ほんの5、6分、もう少しあったかしら。もちろん即興ですから譜面なんてありません。桑田さんの鼻歌と口頭で、歌詞とメロディーを教えてもらったんです。それで、この曲を仮歌としてレコーディング。アミューズの事務所で流していたところ、出張帰りの大里社長がお聴きになり、「お、いいね。誰だこれは?」と。ダメ出しから大どんでん返し。差し替えなしで歌うことに決まったのです。

 それが挿入歌の一つになり、サザンオールスターズさんの4枚目のアルバム「ステレオ太陽族」(81年7月21日)に収録されているバラード「恋の女のストーリー」。もちろん私のデビュー曲でもあります。

 そして翌年の7月にリリースしたのが「ダンスはうまく踊れない」。この曲の大ヒットで歌手としても認知され、ミュージカルにも出演したのですから、本当に人生って分かりません。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    伊原陵人の女性トラブル報道と関係が? 阪神の若手有望株を巡る“不可解な塩漬け”

  2. 2

    NHK「のど自慢」見ていて、あの政党の党勢縮小の理由がわかった

  3. 3

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  4. 4

    維新から入閣の中司宏新大臣に案の定「裏金疑惑」…高市内閣は支持率20ポイント暴落もある

  5. 5

    DeNA構想外の藤浪晋太郎を拾いそうな「意外な2球団」 “瀕死の剛腕”にはこれだけの魅力

  1. 6

    藤島ジュリー景子もう復活 懲りない真っ暗闇集団「旧ジャニーズ」と、それを許すテレビ局

  2. 7

    『ペイパーバック・ライター』60年前の日本との実力差を感じる凝った機材セッティング

  3. 8

    藤島ジュリー景子氏「復権の宴」と、「死ぬほど悔しい」と今もむせび泣くジャニー喜多川氏性加害被害者の肉声

  4. 9

    水前寺清子(4)気をつけていることといったら、「自分の心と違うことは言わない」ぐらいかな

  5. 10

    結核とは違う感染症「非結核性抗酸菌症」患者が増加…人からうつらないのに感染するのはなぜ?