評価うなぎ登り 中谷美紀が貫く「おひとりさま」の矜持

公開日: 更新日:

 女優、中谷美紀(41)の評判がすこぶる上々だ。2年前の2015年夏に長年所属した大手芸能プロを退社して個人事務所を設立。独立すると仕事が減ってしまうタレントが少なくない中、独立前と変わらぬオファーを受け、「芸能界でも指折りの使いたい女優」という業界関係者の評判が漏れ伝わるほど。

 この秋放送のドラマ「東野圭吾『片想い』」(WOWOW)では、性同一性障害の役を演じるため髪を15センチ切り、筋トレで男のように変身。圧倒的な女優魂を見せつけた他、仕事相手への贈り物など気配りも抜群という報道まで。

 それは取材に訪れたマスコミが相手でも変わらずで、中谷クラスになれば多少は“タカビー”であっても許されそうなものだが、「インタビュー後にもきちんと立ち上がって“ありがとうございました”と頭を下げるんです」(雑誌編集者)というから人間ができている。中谷を知る関係者はこう言う。

「なんといっても社長ですからね。仕事を取るために笑顔を振りまくくらい当たり前、同時にいろんな誘いを巧みにいなすくらいじゃなければ、やっていけません。最近は石田ゆり子が妹のひかりと個人事務所を設立、女優兼社長としてやっていますが、中谷も石田ほど気が強くはないまでも、話すときに相手の目をまっすぐ見たりと芯の強さがある。男顔負けですよ」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    長瀬智也が国分太一の会見めぐりSNSに“意味深”投稿連発…芸能界への未練と役者復帰の“匂わせ”

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  3. 8

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  4. 9

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  5. 10

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…