12歳で母代役 サヘル・ローズ“織り子”ホロ苦デビュー秘話

公開日: 更新日:

 目的地は千葉市の大手百貨店。当時住んでいた都内・泉岳寺からは都営地下鉄と京成本線で1時間15分ほどです。初めての実演、見知らぬ場所という不安に加えて、好奇の視線を浴びがちな民族衣装のままで行くように言われたので、ついついホッペが膨らんだというわけです。日程は木曜から日曜までの4日間だったかしら。

■会場の隣がオモチャ売り場で母に苦情が……

 そして開店。最初は頑張って織ってたんですよ。でも、子供ですから、慣れない手仕事に根気が続かず、午前中だけでクタクタ。しかも、会場の隣がオモチャ売り場なのがいけなかった(笑い)。当時は裕福ではなく欲しくても買えないので、オモチャ売り場には近づかないようにしていました。でも、すぐ隣では魅力に勝てません。昼休みはランチもソコソコに入り浸って、無邪気に遊んでしまったのです。民族衣装のまま(笑い)。

 当然、ひんしゅくを買いますよね。それすらわからず、その晩帰宅したら、電話に向かって母が謝ってるではないですか。私の不始末で派遣会社から怒られていたんです。母の必死の説明で、翌日も行けることになりましたが、初日のお給料はペナルティーでゼロ。往復の交通費まで無駄になってしまいました。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    《タニマチの同伴女性の太ももを触ったバカ》を2発殴打…元横綱照ノ富士に大甘処分のウラ側

  2. 2

    日本ハムは「自前球場」で過去最高益!潤沢資金で球界ワーストの“渋チン球団”から大変貌

  3. 3

    高市首相が天皇皇后のお望みに背を向けてまで「愛子天皇待望論」に反対する内情

  4. 4

    年内休養の小泉今日子に「思想強すぎ」のヤジ相次ぐもファンは平静 武道館での“憲法9条騒動”も通常運転の範囲内

  5. 5

    新庄監督にガッカリ…敗戦後の「看過できない発言」に、日本ハム低迷の一因がわかる気がした

  1. 6

    『SHOGUN 将軍』シーズン2撮影中の榎木孝明さん「世界的な時代劇映画のプロデュースに関わりたい」

  2. 7

    横綱・豊昇龍が味わう「屈辱の極み」…大の里・安青錦休場の5月場所すら期待されないトホホ

  3. 8

    和久田麻由子アナがかわいそう…元NHKエースアナを次々使い潰す日テレの困った“体質”

  4. 9

    あの細木数子をメロメロにさせて手玉に…キックボクサー魔裟斗のシタタカさ

  5. 10

    細木数子と闘った作家・溝口敦氏は『地獄に堕ちるわよ』をどう見たか? “女ヤクザ”の手口と正体