東山紀之キャスター就任で見えたジャニーズの“懐事情”

公開日: 更新日:

「なんだかんだ言っても、SMAPはファンクラブやコンサートなどで、数十億円の粗利があったんです。それがいまや0円。しかも嵐や関ジャニ∞らは、“ポストSMAP”にはまだまだ程遠い存在です」(前出のライター)

 そこで、事務所が新たに目を付けたのがキャスター路線だったというわけだ。すでに、嵐の桜井翔が日テレ系「NEWS ZERO」、NEWSの小山慶一郎が日テレ系「news every.」で成功。それまで冴えない存在だったV6の井ノ原快彦もNHK「あさイチ」で見事、復活した。TOKIOの国分太一もTBS系「ビビット」でキャスター業を続行中だ。

 ジャニーズとしては、今後も各局にキャスターを送りたい構えだが、今回の東山抜擢は、テレ朝とジャニーズの新たな“蜜月関係”の始まりだという声も上がっている。

「東山は近藤真彦と並んで、将来の事務所幹部候補です。今回のキャスティングは、テレ朝がジャニーズにあえて歩み寄った格好。昨年のSMAP解散騒動の際、早河洋テレビ朝日会長兼CEOが定例会見で、SMAPメンバーを擁護する発言を行った。それ以来、両者の関係はギクシャクしていた。しかし、これで“雪解け”となりそうなんです」(テレ朝関係者)

 さまざまな思惑が交錯する中、東山は朝の顔として定着できるのか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃